あり方

9月から10月にかけての展覧会は、The Third Gallery Aya若手支援プロジェクト「824」より、
片山達貴、大八木夏生、菊池和晃それぞれの個展を２週間連続して開催いたします。

弊ギャラリーでは２回目の個展となる片山は、身体から発する言葉や息そのもの、はたまた彫刻行為を通して、他者と向き合い関係性を問いながら意思疎通を図り、その根源についてを問う作品を、映像や写真を用いて発表してきました。
今回の個展では、新作として、太陽が現れそして消えていく夜明け前と夕暮れ時のそれぞれ異なるふたつの時間帯に撮影したセルフポートレート写真や映像を組み合わせた個展となります。

アーティストトーク｜
日時：9月24日（金）19:30–
会場：YouTube配信
参加費：500円
申込先：event@thethirdgalleryaya.com 06-6445-3557
*お申し込み後にYou Tubeの詳細をご案内いたします。

アーティストステートメント｜
夜明け前と夕暮れ時のふたつの時間にシャッターを切る。
ひとつの被写体でありながら近しいふたつの何かを見つめる感覚になる。
埋められない距離が生まれ、そこにうつるもの同士が関わり合い、なにか新たな関係を持ち始めるようにも見えた。
ふたつ並んだ薄暗い空間は永遠と続くような感じがする。

片山 達貴｜KATAYAMA Tatsuki

1991年徳島県生まれ
2017年京都造形芸術大学 現代美術・写真コース卒業

個展
2021年「息を録音する」錦林車庫前 外：京都
2019年「comes with」ギャルリ・オーブ：京都
2018年「ボイストレーニング」The Third Gallery Aya：大阪

グループ展
2020年「SUBJECT/OBJECT」ANTEROOM KYOTO：京都
2020年「dior photography award for young talent 2020」：フランス
2020年「境界線を遡行する」VOU：京都
2019年「第21回 1_wall展」ガーディアン・ガーデン：東京
2019年「VOCA 展 2019」上野の森美術館：東京
2017年「Sony World Photography Awards」サマセットハウス：ロンドン

受賞
2020年　dior photography award for young talent 2020 ファイナリスト
2019年　第21回 1_wall展 ファイナリスト
2018年　京都造形芸術大学卒業制作展、奨励賞
2017年　HIKONE STUDENT ART AWARD、ファイナリスト
2017年　Sony Student Grant
2017年　Sony World Photography Awards Student Focus、ファイナリスト