A Sidelight

大八木 夏生

2019年5月28日(火)-6月8日(土)
火曜-金曜 12:00–19:00 土曜 12:00–17:00

6月の展覧会は、2006年よりスタートした若手作家を紹介するプロジェクト「824」から、大八木夏生、菊池和晃のそれぞれの個展を連続して開催いたします。

大八木はこれまで特に路上で見つけた不思議な事物を写真に撮り、プリントアウトしたものをベースとして、カッティングシートやアクリル絵の具、シルクスクリーンなど複数の素材や技法を同時に用いて重層的な絵画作品を制作しています。
 
今回は、制作に至るまでのプロセスはこれまでとは変わらないものの、新たなにシルクスリーンモノタイプ作品を発表いたします。シルクスクリーンの版に直接描いたイメージを一度紙へ転写し、さらに描き加え転写を繰り返し、イメージを重ねることにより、そのほとんどはイメージが何であるのか見当がつかないものばかりです。重層的で複雑に、しかしあくまでも平面性を保たれた画面は、撮影した奇妙で正体不明な事物を絵画にすることで向き合った結果であり、イメージに対して無意識に働きかけた力が視覚化されものであると言えます。

アーティストトーク
日 時|6月1日(土)17:30–18:30
参加費|700円(1ドリンク付き・税込)
定 員|25人(要予約)
申込先|tamaki(at)thethirdgalleryaya.com /06–6445–3557
会 場|The Third Gallery Aya

大八木夏生|OYAGI Natsuki

1991年 兵庫県生まれ
2016年 京都精華大学大学院 芸術研究科博士前期課程 修了

主な展覧会
2018年「Take Stock of the Situation」The Third Gallery Aya/大阪
2016年「Reproduction」成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト/滋賀
2016年「トゥールビヨン14 [Tourbillon14] 第2期」O ギャラリーeyes/大阪 *8/29–9/3
2016年「連鎖とまたたき」京都精華大学ギャラリーフロール/京都
2015年「展覧会プログラム“架設 2015”第一期『軽妙な解答』」京都精華大学/京都
2015年「はてなのちゃわん」kara-S/京都
2015年「反響定位—WORK IN PROGRESS 2015—」出水団地第三棟/京都

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