1960-1980
児玉 房子
2025年5月9日(金)-6月7日(土)

5月9日(金)より児玉房子「1960-1980」展を開催致します。2年前の「児玉房子の『大阪』」以来、4回目となる個展です。
写真の仕事を本格的に始めた1960年代から現在まで、途切れることなく続けてきた作家の初期
から1980年代までの作品を展示致します。それはちょうど児玉が、富士ゼロックスのPR誌「グラフィケーション」の創刊の3年後の1970年から写真の仕事を始め、2018年の終刊まで続けたことと重なります。「1960-1980」はグラフィケーションの時代ともいえるでしょう。
東京を中心にしながら、日本の様々な場所を訪れて撮ったイメージは、人々が話し、笑い、
立ち止まったりしながら生活してきた様子と、変貌する日本の様子を活写しています。
フランスの出版社、Chose Communeから出版されたばかりの写真集「Fusako Kodama 1960-1980」
を記念した展覧会でもあります。
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5月9日(金)には作家とギャラリー代表の綾による対談も開催いたします。是非、ご参加下さい。
トーク|児玉 房子x綾 智佳
日 時|5月9日(金)19:30 – 21:00
参加費|1,000円
会 場|The Third Gallery Aya+YouTube配信(後日、視聴可能)
予約先|info@thethirdgalleryaya.com / 06-6445-3557
*お申し込み後に詳細をご案内いたします
*ギャラリーを会場に配信いたします
写真集「Fusako Kodama 1960-1980」Chose Commune刊 も販売致します。
児玉 房子
経歴
1945 | 和歌山市に生まれる |
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1967 | 桑沢デザイン研究所・写真科卒業 |
1970 | 「世界写真年鑑」(平凡社刊)“若い眼”に選出 |
富士ゼロックスPR誌「グラフィケーション」、新聞、単行本に写真発表 |
受賞
1993 | 日本写真協会年度賞 |
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1995 | 第三回桑沢賞 |
主な個展
2023 | 「児玉房子の『大阪』」The Third Gallery Aya、大阪 |
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2018 | 「criteria」The Third Gallery Aya、大阪 |
2017 | 「千年後には、東京」The Third Gallery Aya、大阪 |
2007 | 「希望の現在」銀座ニコンサロン、東京 |
1997 | 「東京郊外」アートグラフギャラリー、東京 |
1993 | 「花ざかりの頃、街の人々」相鉄ギャラリー、横浜 |
1992 | 「東京キネティック」銀座ニコンサロン、東京 |
1991 | 「TOKYO PHOTOGRAPHS」オリンパスギャラリー、東京 |
1990 | 「クライテリア」ギャラリ・ヴェリタ、東京 |
主なグループ展
2023 | 「コレクション展 動物園にてー東京都コレクションを中心に」東京都美術館、東京 |
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2022 | 「開通60周年記念『芸術作品に見る首都高展』」O美術館、東京 |
2012 | 「White Future:Thinking of Nuclear」GoEun Museum of Photography、釜山 |
1999 | 「大辻清司と15人の写真家たち」東京造形大学附属美術館、東京 |
1998 | 「女性写真家のまなざし」東京都写真美術館、東京 |
1993 | 「About Bigcitys」nGbK、ベルリン |
1977 | 「11人のイタリア写真家と11人の日本写真家」イタリア文化会館、東京 |
1970 | 「視圏」銀座ニコンサロン、東京 |
アートフェア
2024 | 「Paris Photo 2024」Grand Palais、パリ |
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2021 | 「ART OSAKA 2021」大阪市中央公会堂、大阪 「Paris Photo 2021」Grand Palais Ephémère、パリ |
2019 | 「Paris Photo 2019」Grand Palais、パリ |
2018 | 「daikanyama photo fair 2018」代官山ヒルサイドフォーラム、ヒルサイドプラザ、東京 「ART in PARK HOTEL TOKYO 2018」パークホテル東京、東京 |
出版
1992 | 『千年後には、東京』現代書館 |
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1990 | 『クライテリア』IPC |
パブリックコレクション
東京都写真美術館 |