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第13回 写真(の中の)展覧会

第13回
写真(の中の)展覧会

第13回目は滋賀県立近代美術館学芸員である渡辺亜由美氏をお迎えし「写真(の中の)」シリーズ第2弾として「写真(の中の)展覧会」を開催いたします。
リアルタイムでは訪れることはできなかった過去の展覧会に「展覧会カタログ」を通して出会うことができます。美術館や資料室ではカタログには掲載されていない「アーカイブ写真」など資料が保管され、近年ではデジタルアーカイブとして一部公開され閲覧できるようになってきました。 再編集されたもう一つの展覧会といえるカタログに、アーカイブ写真などの資料も併せ、渡辺氏の案内で「写真の中の展覧会」を深く読み解きます。

講師:渡辺亜由美
日時:2019年5月18日(土)18:00–19:30
参加費:1,000円(大人) 500円(学生)  1ドリンク・税込
会場:The Third Gallery Aya
主催:824(大八木夏生、菊池和晃) + 福田真知

渡辺亜由美|Ayumi WATANABE

滋賀県立近代美術館学芸員
1984年 千葉県生まれ
2008年 東北大学文学部 美学・西洋美術史研究室 卒業
2011年 大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻 西洋美術史研究室 修了
2014年より滋賀県立近代美術館学芸員として勤務
主な展覧会企画として、 「生命の徴-滋賀と「アール・ブリュット」」(2015年)、「時と風景-未来をつなぐコレクション」(2016年)、 「めぐれ!つながれ!色とかたち。ワイワイわれらのモダニズム」(2017年、成安造形大学との共同企画)など。

展覧会を見るために必要なこと。それは作品が展示されている場へと身体を運ぶことです。しかし、悲しいことに、たいていの展覧会には「会期」があり、タイムリミットを越えてしまうと実際に展覧会を訪れることはできません。しかし私たちは、写真やカタログといった様々なアーカイヴスを通じ、消えてしまった展覧会の痕跡や、残したメッセージをたどることができます。今回は2013年のヴェネツィア・ビエンナーレ「百科全書的宮殿」から出発し、時間を遡りながら、過去の展覧会が現在、そして未来の私たちに何を伝えうるのかついて考えます。

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