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    -定着されていない光-

第4回 写真(ではない)光
-定着されていない光-

第4回
写真(ではない)光
-定着されていない光-

第4回目として、主にメディアアートの分野で作品発表を行う作家、真下武久氏をお招きし「写真 (ではない)光 一定着されていない光一」 を開催いたします。
アナログ写真は光を紙やフィルムヘ化学的に定着させイメージを再現しますが、デジタル写真は光をデジタル情報に変換してから印刷物や映像としてイメージを再現します。そこにはアナログ写真が持つ物質的な連続性がない-方マ デジタル情報に基づいて制御された定まらなし 「光」、 特に映像装置を使った湯合には「光源」そのものを体験できる面白さがあリます。
蒸気に映像を投影したインタラクテイヴな作品「Moony」や、 音声を光の明滅に変換した作 品「Pattern of Light」など、表現のメディアとして光 そのものを扱うことも多い真下氏の研究・発表の活動を振リ返リ、「メディアアートの現在」を踏まえながら、「写真ではない光」につい て、お話をお伺いしたいと思います。 そして、写真とは切リ離せない光について考察する機会と なればと思います。

講師:真下武久
日時:2016年5月7日(土)19:00–20:30
参加費:700円(税込/1ドリンク付き)
会場:The Third Gallery Aya
主催:824(藤安淳/宇山聡範/福田真知)

林田 新|HAYASHIDA Arata

京都市立芸術大学芸術資源研究センター研究員/大学非常勤講師。専門は視覚文化論、写真史/写真論。現在は報道写真をめぐる理念と実践に着目し研究を行っている。主な論文に「長崎の皮膚――『〈11時02分〉NAGASAKI』」(『現代思想』41号、2013年)「星座と星雲――「名取=東松論争」に見る「報道写真」の諸相」(『映像学』第84号、日本映像学会、2010年)、「写真を見ることの涯に――中平卓馬論」(『写真空間』第4号、青弓社、2010年)など。共訳論文にサンドラ・S・フィリップス「森山大道 ストレイ・ドッグ」(『森山大道 オン・ザ・ロード』月曜社、2011年)。

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