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PARK CITY

笹岡 啓子

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©Sasaoka Keiko「Park City」

笹岡啓子は、2001年から2009年にかけて広島平和記念公園とその周辺を撮影し写真集『PARK CITY』(インスクリプト、2009年)を出版しました。その後も各地での写真展開催や東日本大震災による被災地域の撮影(『Remembrance』)、また『photographers' gallery press no.12』での広島取材などを通じ、継続して公園都市・広島へ関心を寄せてきました。深い陰影が画面の大半を占め、またそこに写る人びとの顔が見えない平和記念公園=爆心地の写真は、見えにくいものを見続けることの意味を問いかけてくるかのようです。

本展では過去の代表作と近作によるプリント展示に加え、スライドプロジェクションにより10年を超えて継続する本シリーズを再編して発表します。広島の被爆の記憶を現在時に表す試みは、安易な理解や共感に陥ることなく、忘却の淵にある固有の出来事とその複雑さをひとつひとつたぐり寄せ、現在の我々のあり方を再考するような作業といえるでしょう。

尚、初日の6月6日(火)19:30-21:00、広島をとり続けている写真家の三田村陽と笹岡啓子の対談を開催致します。
違うまなざしで、広島という同じ場所を撮る二人の作家の違いと共通点が浮かび上がる興味深いものになると思います。

協力:photographer's gallery

2017年6月6日[火]-6月24日[土]
火曜-金曜 12:00–19:00 土曜 12:00–17:00

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