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hiroshima elements

三田村陽

2018年7月14日(土)-8月11日(土)
火曜-金曜 12:00–19:00 土曜 12:00–17:00

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7月から8月にかけての展覧会は、三田村陽による個展「hiroshima elements」を開催いたします。
三田村は広島という地に魅せられ、10年をかけてを撮影した「hiroshima element」を写真集にまとめました。その後も変わることなく広島を被写体に撮ることを決めたものの、時間の中で変化する広島と、三田村自身の変化の中で繰り返した試行錯誤から、次のフェーズへと移り変わった本作を「hiroshima elements」として今回発表致します。複数形になった広島のelements/欠片を見て頂きたく思います。

トークイベント
太田順一氏(写真家)+三田村陽

日 時|7月14日(土)17:30–19:00
参加費|1,000円(1ドリンク付き・税込・FAPA会員20%OFF)
定 員|25人(要予約・FAPA会員の優先予約枠有)
申込先|tamaki(at)thethirdgalleryaya.com
     06-6445-3557
会 場|The Third Gallery Aya

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アーティストステートメント|
干潮の元安川、ドーム前のみぎわ、染付皿やガラス壜のかけらを摘みあげ、ひとつひとつ眺めてはぬかるんだ川底へ戻した。被爆以前の物かそれ以後の物か確かめる術はなかったが、その手ざわりはデルタに生きた人びとの姿を喚起させた。「地下約2mまでの間に概ね7期の生活面がありました」原爆資料館の改修工事、本館出口の踊り場から発掘現場がわずかに見えた。いちばん浅い地層には、被爆当時の「材木町」の暮らしぶりが具体的に残されていることを知った。

 被爆地のイメージが射し込んでくる時や場はある。しかし不意打ちの心象を再現することに興味はない。地中の賑わいや静けさを写せないように、私は現在の表層からヒロシマを剥がすことはできない。潮汐のリズムに沿うように、被爆地ヒロシマと都市広島は一体になっては引き離され流れてはまた重なり、遠くに近くにふれあっている。その捉えがたい変化と滞留の様を同時代の目と体でどのように写すか、私の関心はそこにある。
 一見どの都市とも変わぬ今この時、この街の現在は展示ケースに収められたものではない。(広島/ヒロシマ)に流動する複数の時間をどのように捉えるかを模索することは、(広島/ヒロシマ)を問う写真とは何かを考え続けること。(見える/見えない)(写る/写らない)…この街が迫るアンビバレンスと、ありのままの視野に弛緩してしまう危うさを抱えながら、私は (広島/ヒロシマ)の現在形を写真化していきたい。

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三田村陽|MITAMURA Akira

1973年 京都市生まれ
1997年 大阪芸術大学写真学科卒業
1998年 「MiO写真奨励賞」優秀賞受賞
1999年 京都造形芸術大学大学院メディアアート専攻修了
2000年 コニカ「フォト・プレミオ」特別賞受賞
2003年 第21回写真「ひとつぼ展」入選
2005年 フォト・ドキュメンタリー「NIPPON」参加

近年の主な個展
2016年「hiroshima element」gallery G(広島)
2016年「hiroshima element」photographer's gallery(東京)
2015年「hiroshima element」The Third Gallery Aya(大阪)
2012年「潜景 hiroshima element」The Third Gallery Aya(大阪)
2010年「潜景 hiroshima element」The Third Gallery Aya(大阪)
2009年「潜景 hiroshima element」The Third Gallery Aya(大阪)
2008年「潜景 hiroshima element」The Third Gallery Aya(大阪)


近年の主なグループ展
2015年「広島・長崎 被爆70周年-戦争と平和展 関連展示」広島県立美術館
2013年「ギャラリストのまなざし」なんばパークス7F パークスホール(大阪)
2012年「Quiet Boys/クワイエット・ボーイズ”男の子写真“は可能か」MiO Photo Osaka(大阪)
2007年「city scape-三田村陽+遠藤慎二」The Third Gallery Aya(大阪)
2003年第21回写真「ひとつぼ展」ガーディアン・ガーデン(東京)

出版
2015年「hiroshima element」ブレーンセンター

 

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