Paris Photo 2012

世界最大の写真専門アートフェアとして、1996年にスタートしたParis Photoは、またそのクオリティーの高さと専門性で、現在世界各地で開催されているアートフェアの中でも、今も際立った存在感を放っています。
今年はGrand Palaisにおいて、128のギャラリーが、出版社のセクションでは23の出版社が出品します。16年目を迎える今年はこれまで以上に充実した内容になることと期待しています。
　今回はアパチャー財団による写真集アワードの開催、Paris Photo vu David Lynchというタイトルで映画監督として有名なデヴィッド・リンチによるセレクションの写真集が作られるなど、様々な企画が用意されています。
当ギャラリーは石内都、山沢栄子、岡上淑子、赤崎みまの作品を展示し、日本の女性写真家、特に日本写真史のパイオニアであった3名の作家と次世代として赤崎みま作品を展示致します。
石内都は水道橋、1・9・4・7からのヴィンテージプリントで展示予定です。昨年の大きな反響にこたえる形となります。岡上淑子は最後のオリジナル作品10点、山沢栄子と赤崎みまは初の本格的なヨーロッパでの紹介となります。