empathize
2014.5.13(火) - 5.24(土)
火曜 - 金曜 12:00-19:00 土曜 12:00-17:00
5月の展示は若手作家を紹介するプロジェクト「824」として藤安淳による個展を開催致します。2006年からスタートしたプロジェクトです。
これまでのメンバー藤安淳による個展からスタートし、次に新たにメンバーに加わった宇山聡範、福田真知と藤安淳によるグループ展を開催致します。
藤安淳は、双子の弟と自身を撮影した作品「DZ」で第一回塩竈フォトフェスティバル写真賞・大賞(2008年)を受賞し、一貫してアイデンティティーや他者との関係性をテーマに作品を発表しています。
個展”empathize”では、他の双子の組みを1枚の写真の中に収めるのではなく、それぞれ個々に撮影を行いフレーミングし展示致します。
5月16日(金)19:30より双子で美術家の三尾あすかさんと三尾あづちさんのお二人をゲストにお招きして作家とのトークを開催致します。
是非、ご参加下さい。
参加費 700円(税込・1ドリンク付)定員25名(要予約)
予約先 06-6445-3557 tamaki@thethirdgalleryaya.com
アーティストステートメント
僕は双子としてこの世に生を受けて今まで生きてきた中で、向き合わざるを得ないいくつかの問いに直面してきた。
ひとつは、自分自身が双子であるということを意識する必要性があるのかどうか。またひとつは、自分に似た存在が知らないうちに自分として認識されている世界があることへの恐怖感とどう対峙すべきか。そしてさらには、第三者から幾度となく見比べられるような眼差しに晒される中で自分の「個」としてのアイデンティティーをどのように確立すべきか、という問いである。
果たして「他の双子たちはそれらとどのように向き合っているのだろう」。
その答えの一端が掴めれば良い、と思った。
そして、【双子】というフィルターを通したその先にあるものを確かめたい、とも思った。
[経歴]
1981 東京都生まれ
2005 同志社大学経済学部卒業
2007 写真表現大学修了
2008 「第1回塩竈フォトフェスティバル写真賞」大賞受賞
2013 「御苗場vol.13関西 エプソン賞」受賞
現在、大阪府在住。
[個展]
2013 「藤安淳展 “empathize @ Fundokin Apartment in OITA”」
フンドーキンマンション:大分
2012 「empathize」The Third Gallery Aya:大阪
2009 「34」The Third Gallery Aya:大阪
2009 「DZ dizygotic twins」塩竈フォトフェスティバル2009:宮城
2009 「DZ dizygotic twins」ギャラリーPIPPO:東京
2008 「DZ dizygotic twins」彩都メディア図書館:大阪
2007 「DZ dizygotic twins」ギャラリーHOT:大阪
[グループ展]
2013 「viewing-写真家とポートフォリオ-+鋭漂」塩竈フォトフェスティバル2013:宮城
2013 「御苗場vol.13関西」京セラドーム大阪スカイホール:大阪
2012 「第3回ディベロッピング展」海岸通ギャラリー・CASO:大阪
「出版」
DZ dizygotic twins(塩竈フォトフェスティバル写真賞大賞による副賞として)